目次
- 1 電子帳簿保存法・用語など
- 2 電帳時代:基礎知識
- 2.1 ソフトアプリをインストールする必要はありますか
- 2.2 JIIMA認証は取得していますか?
- 2.3 タイムスタンプはなくても問題ないのですか?
- 2.4 新世代デザイン研究所・電帳時代は取り込みをした書類情報を閲覧確認ができるのでしょうか
- 2.5 ライセンスコードは何ですか?
- 2.6 「電帳時代」は電子帳簿保存法のどの制度に対応していますか
- 2.7 スキャナ保存への対応はしていますか
- 2.8 電帳時代が対応している帳簿書類を教えてください
- 2.9 macOSに対応していますか?
- 2.10 インターネットの接続はなぜ必要なのでしょうか
- 2.11 会員登録は必要ですか
- 2.12 トライアル版は機能制限がありますか
- 2.13 トライアルの有効期限のカウントはいつから始まりますか
- 2.14 2台同時に利用可能ですか
- 3 電帳時代:起動時について
- 4 電帳時代:ライセンス関連
- 5 電帳時代:取込について
- 6 電帳時代:検索について
- 7 電帳時代:バックアップ・パソコンの移行について
- 8 電帳時代:その他
- 9 国税庁等の参考となるWebページ
電子帳簿保存法・用語など
2024年1月1日から(2023年8月時点)電子取引の電子保存の義務化が始まります。
国税関係帳簿書類:国税関係帳簿と国税関係書類を指します。
国税関係帳簿:仕訳帳、総勘定元帳、売上台帳、仕入台帳、固定資産台帳など
国税関係書類:決算関係書類と取引書類 に分かれています。(電帳時代が対応しています)
一緒にしがちですが役割が分かれています。
詳しくはこちら
取引情報を紙ではなく電子でやり取りする取引のこと。
通信販売であっても、取引情報のやり取りが紙のみである場合は、電子取引にあたりません。
通信販売であっても、取引情報のやり取りが紙のみである場合は、電子取引にあたりません。
- 電子メールにより請求書や領収書等のデータ(PDFファイル等)を受領
- インターネットのホームページからダウンロードした請求書や領収書等のデータ
- ホームページ上に表示される請求書や領収書等のスクリー
ンショットを利用 - 電子請求書や電子領収書の授受に係るクラウドサービスを利用
- クレジットカードの利用明細データ、交通系ICカードによる支払データ、スマー
トフォンアプリによる決済データ等を活用したクラウドサービスを利用 - 特定の取引に係るEDIシステムを利用
- ペーパーレス化されたFAX機能を持つ複合機を利用
- 請求書や領収書等のデータをDVD等の記録媒体を介して受領
- クラウドサービスを利用して受領した場合
電子データの格納先や保存方法についても、取引データの授受の方法等に応じて複数に分かれることは差し支えありませんが、電子データを検索して表示する場合には、整然
とした形式及び明瞭な状態で、速やかに出力することができるように管理しておく必要があります。
とした形式及び明瞭な状態で、速やかに出力することができるように管理しておく必要があります。
保存と印刷を分けて捉えましょう。「印刷した書面をもって保存」とすることができなくなりますが、印刷すること自体は可能です。
- データの訂正削除を原則禁止であること。
- 業務処理上の都合により、データを訂正又は削除する場合の事務処理手続として訂正削除日、訂正削除理由、訂正削除内容、処理担当者の氏名の記録及び保存が必要。
- データ管理責任者及び処理責任者の明確化、誰が担当者かを明記すること。
事務処理規定を作成は
- 国税庁のHPより【電子取引データの訂正及び削除の防止に関する事務処理規程】のサンプルがありますのでダウンロードします。
- サンプルに必要事項を入力して保存。
- 作業するパソコンに分かりやすく格納する。
電帳時代:基礎知識
インストールが必要です。ローカル保存ができる電帳時代はクラウドソフトではございません。
電帳時代は認証がなくても要件を満たしているアプリですのでご安心ください。
JIIMAが行う認証の審査は、主にタイムスタンプを要しているかを判断しております。電子帳簿保存法の要件ではタイムスタンプは必須でありません。
改ざん防止策・事務処理規定の備付についてはJIIMAの認証審査には関係ありません。
電帳時代は事務処理規定の自動作成、訂正削除の履歴、検索機能を確保しておりますのでタイムスタンプ機能を有したソフトよりお安くなっております。
JIIMAが行う認証の審査は、主にタイムスタンプを要しているかを判断しております。電子帳簿保存法の要件ではタイムスタンプは必須でありません。
改ざん防止策・事務処理規定の備付についてはJIIMAの認証審査には関係ありません。
電帳時代は事務処理規定の自動作成、訂正削除の履歴、検索機能を確保しておりますのでタイムスタンプ機能を有したソフトよりお安くなっております。
問題ございません。むしろタイムスタンプは運用の足かせになると思われます。
- 改ざん防止策には「訂正削除の防止に関する事務処理規程の備付ける」で要件をクリアできます。
タイムスタンプの付与期間が、記録事項の入力期間と同様、最長約2か月と概ね7営業日以
内にしなければなりません。
電子書類やその中身の情報は収集いたしません。ご自身のローカルにのみ保存されますので、アクセスすることはできません。
電帳時代は起動時にPCのデバイス情報(時刻等)や登録したライセンスコードを確認します。
発行したライセンスコードが一致していないと起動することができません。
発行したライセンスコードが一致していないと起動することができません。
電子取引:パソコンで作成され、オンラインで受信、送信された取引書類の保存するためのルール。に対応しております。
電子帳簿等保存:パソコンを使って自社が、最初から作成した帳簿書類は電子保存するためのルール。にも要件は適用しております
スキャナ保存:紙で発行・受領した帳簿書類をスキャンして、電子データにして保存するためのルール。
電帳時代はスキャナ保存に非対応となっています。
紙の書類をスキャンしたデータを電帳時代に取り込むことはできません。(取り込んだとしても、電子保存として認められません)
スキャナ保存は任意のため急ぐ必要はありません。
電帳時代はスキャナ保存に非対応となっています。
紙の書類をスキャンしたデータを電帳時代に取り込むことはできません。(取り込んだとしても、電子保存として認められません)
スキャナ保存は任意のため急ぐ必要はありません。
2024/01/01より義務化される電子取引の取引情報が記載された電子書類の保存に対応しています。
電帳時代は電子書類(電子取引データ)の保存にのみ対応し、電子帳簿の保存は任意での使用をお願いしております。
電帳時代は電子書類(電子取引データ)の保存にのみ対応し、電子帳簿の保存は任意での使用をお願いしております。
対応しておりません。Windows環境:Windows 10 Home / Pro・Windows 11 Home / Proを推奨しております。
起動時にライセンスの認証、時刻の確認を行います。
電子書類の保存において時刻の正確性は重要となりますので、インターネットに接続されていない状態で電帳時代を起動することはできません。
電子書類の保存において時刻の正確性は重要となりますので、インターネットに接続されていない状態で電帳時代を起動することはできません。
トライアル版には会員登録、クレジットカードの登録はございません。
正規版にはメールアドレスの入力が必要となります。メールアドレスはアップデート情報等を送付させて頂く場合がございます。
*amazonpayの場合はAmazonアカウントに紐づいているアドレスに連絡が送信されます。
正規版にはメールアドレスの入力が必要となります。メールアドレスはアップデート情報等を送付させて頂く場合がございます。
*amazonpayの場合はAmazonアカウントに紐づいているアドレスに連絡が送信されます。
ありません。期間中は全ての機能をご利用いただけます。
電帳時代のアプリの利用を開始した時点の翌日を1日目としてカウントがはじまります、90日目を期限として利用できます。
不可能です。ライセンスコードは1台のPCでのみ利用可能なため、PCの変更時に再認証を行った際は、変更後のPCを正規品とし、変更前のPCが非正規品となります。
電帳時代:起動時について
- ライセンスと時刻の確認の為、PCがインターネットに接続されているか確認してください。
- 初回起動の場合、Windowsのセキュリティチェックにより起動に失敗している可能性がございますので、再度 電帳時代の起動をお試しください。
ご利用のPCをインターネットへ接続し、電帳時代の再起動を行ってください。
非正規品になるケース
- トライアル版の利用期限を超過した場合は
ライセンスコードをご購入いただき、電帳時代へ設定すると、正規品として利用できるようになります。 - オフラインの状態が続き、ライセンスコードの定期認証が完了しなかった場合は
ご利用のPCをインターネットへ接続し、電帳時代の再起動を行うことで正規品に戻ります。 - 同一のライセンスコードを他のPCに移行(再認証)した際の、移行元で表示された場合
電帳時代は1つのライセンスにつき1台のPCでの利用となりますので、移行元のPCで利用することはできかねます。 - 書類フォルダーに保存されたデータを紛失、破損した場合
バックアップファイルを復元し、ソフトの再起動を行うことで正規品に戻ります。
ソフトの再起動を行っても正規品に戻らなかった場合は、アカウント画面から「再認証」を行ってください。
※ソフトの起動時にシステム修復画面が表示されます
電帳時代のソフトを初めて利用すると、90日間の無料トライアルを利用することができます。
期限を過ぎた場合はライセンスコードをご購入いただき、電帳時代へ設定すると、正規品として利用できるようになります。
期限を過ぎた場合はライセンスコードをご購入いただき、電帳時代へ設定すると、正規品として利用できるようになります。
電帳時代:ライセンス関連
ライセンスコードの購入ページは電帳時代のアカウント画面からのみアクセス可能です。
ライセンスコードの有効期限は一度のお支払いのみで無期限の買い切りとなっております。
amazonpay・銀行振込でライセンスコードを購入できます。
amazonpay・銀行振込でライセンスコードを購入できます。
電帳時代のライセンスコードに有効期限はありません。
ライセンスコードの返品はできません。
ライセンスコードは購入時のメールアドレスに送信されています。再発行することはできかねます。
ライセンスコードの変更には対応いたしかねます。
電帳時代:取込について
電子帳簿保存法は、受領をはじめとして自ら発行した書類も保存をすることを規程しています。
取引書類を取引先に対して自社が発行したものか、取引先から受領したものかを判別します。
取引書類を取引先に対して自社が発行したものか、取引先から受領したものかを判別します。
PDF・JPG、PNGファイルが取り込むことが可能です。
ファイル容量は5MBとなります。
取り込もうとしている電子書類が既にアプリに取り込まれている場合に表示されます。
設定画面にて重複取込防止にチェックを入れるとダイアログ表示されるようになっております。
設定画面にて重複取込防止にチェックを入れるとダイアログ表示されるようになっております。
反映されません。電子書類の新規登録時の取引情報により、新規登録時に1度のみリネームされます。
ローカルにのみ保存されます。外部のサーバーやクラウドへの保存は行っておりません。
電帳時代に取り込んだデータは以下の「ドキュメント」フォルダに保存しています。
C:\Users\”username”\Documents\電帳時代R5\Store
「ドキュメント」フォルダに保存されたファイルを操作してしまうと、保存したデータを破損してしまう可能性がありますので、移動や名前の変更、不必要にファイルの削除は行わないようにお願いします。
電帳時代に取り込んだデータは以下の「ドキュメント」フォルダに保存しています。
C:\Users\”username”\Documents\電帳時代R5\Store
「ドキュメント」フォルダに保存されたファイルを操作してしまうと、保存したデータを破損してしまう可能性がありますので、移動や名前の変更、不必要にファイルの削除は行わないようにお願いします。
電帳時代:検索について
複数の書類種別を指定することはできません。
電帳時代:バックアップ・パソコンの移行について
電帳時代のライセンスコードは1つのライセンスで1つのPCにて利用できます。
バックアップフォルダを移動すれば他のPCへライセンスを移行することも可能です。
他のPCへの移行、バックアップ/復元方法のご案内はこちらをご確認ください。
バックアップフォルダを移動すれば他のPCへライセンスを移行することも可能です。
他のPCへの移行、バックアップ/復元方法のご案内はこちらをご確認ください。
電帳時代:その他
電帳時代の起動時に自動でアップデート確認が行われます。
片方の電帳時代で電子書類を出力し、手動でもう片方のPCに保存してください。
電帳時代が取り込んだ電子書類を取り扱うファイルとなっております。
「.dnc」ファイルをユーザーが直接操作してしまうと、電子書類を破損する可能性がありますので、移動や名前の変更、不必要にファイルの削除は行わないようにお願いします。
電子書類を確認するには、検索機能により、電帳時代が取り込んだ電子書類を検索、表示することが可能です。
また、電子書類を出力することで、取込時の”ファイル”として確認することができます。
「.dnc」ファイルをユーザーが直接操作してしまうと、電子書類を破損する可能性がありますので、移動や名前の変更、不必要にファイルの削除は行わないようにお願いします。
電子書類を確認するには、検索機能により、電帳時代が取り込んだ電子書類を検索、表示することが可能です。
また、電子書類を出力することで、取込時の”ファイル”として確認することができます。
国税庁等の参考となるWebページ
国税庁 | 電子帳簿保存法一問一答(Q&A)
国税庁 | 電子帳簿等保存制度特設サイト
e-Gov法令検索 | 電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律 (施行日 令和四年四月一日)
e-Gov法令検索 | 電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律施行規則 (施行日 令和四年四月一日)
e-Gov法令検索 | 電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律施行規則 (施行日 令和六年一月一日)
e-Gov法令検索 | 電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律施行令 (施行日 令和六年一月一日)
※令和四年 = 西暦2022年、令和六年 = 西暦2024年