電子書類のバックアップ方法、バックアップ画面の解説

目次

電帳時代バックアップとは

バックアップ 画面では、電帳時代へ取り込んだ電子書類と取引情報のバックアップができます。
他のPCへデータを移行する際に必要となるファイルが保存されています。

1日のうち任意の時間での自動バックアップや、手動でのバックアップが可能です。
バックアップ機能により、他のPCへデータを移行する際に必要となるファイルが保存できます。

バックアップの前に確認!注意事項

作成したバックアップフォルダ内のファイルを移動や削除をしないでください!バックアップファイルが破損してしまいます。
ファイルの破損についての保障はできませんのでご注意ください。
また、ファイルの直接編集も行わないでください。
やむをえずバックアップファイルが必要な場合はコピーしていただきますようお願い申し上げます。

作成されるファイル形式は?

.dncファイル、.dbファイル

電帳時代が電子書類の保存・管理に使用するファイルです。

 

操作手順 :バックアップフォルダの作成方法

バックアップ画面表示

メインメニューの「バックアップ」ボタンをクリックし、バックアップ画面を表示します。

バックアップ設定

バックアップ画面の設定項目について解説します。

バックアップ先

バックアップファイルの保存先を指定します。
他のPCへデータを移行する際に必要となるファイルが、ここで指定されたフォルダに保存されます。

保存したファイルは、別のPC、HDD、USBメモリに加え、Google Drive等のクラウドストレージサービスにもコピーすることが可能です。

※電帳時代、新世代デザイン研究所によるクラウドストレージサービスの提供はございません。

バックアップ世代

保持するバックアップデータの世代を指定します。

自動バックアップ、手動バックアップを問わず、1回のバックアップが1世代となり、指定された世代数のみバックアップデータを保持します。

1~14回(世代)まで保持と指定することができますが…

バックアップファイル数が指定された世代数を超えた場合、古いバックアップファイルから順番に自動で削除されます。

作成したバックアップフォルダを別途保持し削除されないようにするには、保持したいバックアップフォルダをバックアップ先とは別のフォルダにコピーすることで、バックアップフォルダを別途保持することが可能です。

バックアップの実行は2通り

電帳時代には2通りのバックアップ方法があります。
どちらも保存されるバックアップファイル形式に変わりはありません。

自動バックアップ

自動バックアップ機能の有効/無効を切り替えます。
「自動バックアップを行う」のチェックボックスにチェックを入れた場合、指定された時刻に自動でバックアップを行います。

指定された時刻に電帳時代が起動されている場合のみ、自動バックアップが行われます。
指定された時刻に電帳時代を起動していない場合、自動バックアップは行われません。

手動バックアップ

任意のタイミングで都度バックアップを行います。
青色の「いますぐ実行する」ボタンをクリックすると、バックアップファイルの作成がすぐに始まります。
ボタンをクリックしたタイミングまでの電子書類と取引情報がバックアップされます。

バックアップステータスの確認

バックアップ状況

バックアップの進捗が表示されます。
バックアップ作業中に他の画面へ移動しても中断されません。

バックアップ履歴

バックアップが作成されると、日時が記載されたフォルダがバックアップ履歴に表示されます。
バックアップ履歴に表示されたリストをダブルクリックし、バックアップフォルダをエクスプローラーで開くことができます。

※バックアップフォルダに含まれる「.dnc」ファイルは、電帳時代に取り込んだ電子書類が含まれているファイルです。

作成したバックアップフォルダ内のファイルを移動や削除をしないでください!バックアップファイルが破損してしまいます。
ファイルの破損についての保障はできませんのでご注意ください。
また、ファイルの直接編集も行わないでください。

 

操作手順 :他PCへの移行、バックアップフォルダの復元方法

電帳時代のバックアップフォルダを、他のPCにインストールした電帳時代で復元します。
ここでは、USBメモリを使用したバックアップフォルダの移動方法について解説します。

USBメモリを使用したバックアップフォルダの移動方法はあくまで一例ですので、共有フォルダやクラウドストレージサービスを利用することも可能です。

 まずは…移行元のPCでバックアップファイルを作成する

「いますぐ実行する」ボタンをクリックし、バックアップファイルを作成します。

バックアップファイルから復元へ

①バックアップフォルダを開く

  • 最新のバックアップフォルダとなる、バックアップ履歴の一番上のリストをダブルクリックで開きます。
  • バックアップフォルダを開くと、エクスプローラーが起動し、バックアップファイルが表示されます。

②バックアップフォルダをコピーする

  • バックアップフォルダの保存先を開き、バックアップフォルダをコピーします。
  • バックアップファイルが表示されたエクスプローラーのアドレスバーを確認する
  • 1つ上の階層のフォルダ名をクリックします。(フォルダ名は、バックアップファイルの保存先のフォルダ名と同一です)
  • バックアップフォルダの一覧が表示されたら、最新のフォルダが選択されているのを確認する。
  • ウィンドウ左上部の「コピー」をクリックします。

③USBメモリを移行元のPCに接続し、貼り付ける

  • コピーするバックアップフォルダのサイズ以上の空き容量があるUSBメモリを、移行元のPCに接続します。
  • USBメモリを移行元のPCに接続すると、エクスプローラーの「PC」欄に接続したUSBメモリが表示されます。
  • 接続したUSBメモリを選択し、ウィンドウ左上部の「貼り付け」(コピーの右横)をクリックし、コピーしたバックアップフォルダをUSBメモリへ貼り付けます。

バックアップフォルダのサイズを確認するには…

  • 移行するバックアップフォルダを選択し、右クリックで開いたメニューの「プロパティ」をクリックします。
  • プロパティウィンドウの「ディスク上のサイズ:」が、バックアップフォルダのサイズとなります。

④USBを取り外し、移行先のPCに接続する

画面右下部の「^」をクリック、USBメモリのアイコンを右クリック、接続したUSBメモリの取り出しをクリックし、USBメモリを移行元のPCから取り外します。取り外したUSBメモリを移行先のPCに接続します。

⑤USBメモリに保存したバックアップフォルダを、移行先のPCに保存する

  • 移行先のPCに接続したUSBメモリを選択します。
  • USBメモリに貼り付けたバックアップファイルをコピーします。

⑥移行先PCに保存したバックアップフォルダを設定する

  • 「PC」>「ドキュメント」に移動します。
  • 「ドキュメント」内に新しいフォルダーを、フォルダ名「電帳時代R5」として作成します。
  • 作成した「電帳時代R5」内にUSBメモリからコピーしたバックアップファイルを貼り付けます。
  • 貼り付けたバックアップファイルの名前を「Store」に変更します。

⑦電帳時代を起動し、ライセンスコードの再認証を行う

  • 移行先のPCに電帳時代をインストールし、アプリを起動します。
  • アカウント画面を開き、ライセンスの再認証を行います。
  • ライセンスの再認証に成功するとアプリが正規品となり、電子書類の取込等ができるようになります。
再認証に失敗した場合は、時間をおいてから再度試してください。

⑧電帳時代で復元されたことを確認する

  • 最後に登録、または訂正した電子書類を検索できれば、正しくバックアップファイルが復元できています。
  • 検索画面を開き、検索条件を指定せずに検索を実行します。
  • 「最終更新日時」をクリックし、並べかえを行います。
  • 最新の最終更新日時のファイルが、移行元の最終更新日時のファイルと同一であることを確認します。

移行した後の移行元PCはどうなるのか?

別のPCへ電子書類、ライセンスコードの移行が完了すると、移行元のアプリは非正規品となります。
非正規品となったアプリでは、新たな電子書類の登録や訂正等ができなくなります。

ライセンスの登録、アカウント画面の操作方法についてはこちら