操作手順:設定画面表示
- 画面左側ボタンの「設定」をクリックし、設定画面を表示します。
- 設定画面は適用されている設定を明確にするため、別のウィンドウで開き、未保存の変更箇所を赤くマークします。
- 「設定」ボタンをクリックして初めて、変更した設定が反映されます。
基本設定:事務処理規定の設定方法
書類フォルダー
書類フォルダーには、電帳時代が取り込んだ電子書類や、その取引情報が記録されたファイルが保存されています。
事務処理規程以外のファイルを表示、移動、削除すると、電帳時代に取り込んだデータが破損してしまいますので、これらの操作を行わないでください。
保存先のフォルダが移動・削除されると、電帳時代の起動時に保存先のフォルダを設定するダイアログが開きます。
デフォルトの保存先は下記のとおりとなっています。
C:\Users\"ユーザー名"\Documents\電帳時代R5\Store
法人名/事業者名/屋号
自社の法人名、もしくは事業者名等を登録します。
ここに登録された法人名/事業者名は、OCRでの情報判別 (電子書類に記載された取引先の判別) に利用されるため、電子書類に記載されている名前をご入力ください。
「株式会社」等の会社形態も必要です。
事務処理規程にも反映されますので 入力は必須となっています。
決算月
決算月を指定します。
指定された月の月末が期末(締め日)として認識されます。
検索時や書類出力時に決算期を指定するために登録します。
また、「地方税法 第七百一条の三十一 第1項 第八号」により個人に係る課税期間は01/01 ~ 12/31と定められているため、個人事業主の方は12月を指定してください。
管理兼処理責任者
本ソフトのユーザーを表します。本ソフトのユーザーは、責任者と作業者を兼ねるため「管理兼処理責任者」という表記になっています。
事務処理規程に反映されるため、氏名をフルネームで入力するようお願いします。
訂正削除の履歴を記録するためにに登録します。(真実性の確保)
事務処理規程にも反映されるため、入力は必須となっています。
取込時、訂正時は電帳時代に設定された管理兼処理責任者が自動で入力されます。
事務処理規程
施行規則第4条第1項第4号に定められた「訂正及び削除の防止に関する事務処理の規程」を表示します。
社名や責任者名は、上記で設定された情報が自動的に反映されます。
事務処理規程はpdfで表示されるため、表示ボタンをクリックするとPCに設定されたpdfビューワー(Adobe Acrobatやブラウザ等)が起動します。
取込設定
書類タグ
書類タグはユーザーが任意に設定可能なデータです。
電子書類には記載されていない取引情報などを設定可能です。
例えば、決済方法を設定することが可能です。
重複取込防止
この設定にチェックを入れた場合、取り込もうとしている電子書類がすでに取り込み済みであれば、二重取り込みの確認ダイアログが出るようになります。
取込済フォルダー へ移動する
電子書類を取り込んだ際にその電子書類ファイルを指定したフォルダーに移動させます。
取込済フォルダーへ移動することにより、電子書類の取り込み作業時にどの電子書類ファイルを取り込んだかどうかが分かるようになります。
取込済フォルダーへ移動する際、ファイル名はリネームされます。
電子書類の命名規則は以下のとおりです。
“書類種別”_”年月日(8桁)”_”取引先名”_”金額”_”発受区分”_”書類ID”.”拡張子”
例 請求書_20230120_株式会社ABCD_55000_発行_1.pdf
ファイルの保存先の移動や、ファイル名が変更されますので、本来のファイル情報を残したい場合はファイルのコピーを残しておくか、当機能を利用しないようお願いします。
OCR精度
電帳時代ではOCR機能を標準搭載しております。
これにより、コピーペーストもできない画像のみの書類の文字起こしも可能となっております。
取込み時にすべて書類に対してOCR機能は適用され、取引相手や金額、日付などを自動で読み取ります。
ただし、100%すべて読み取れるわけではないので、その読み取りが正しいものかの確認は必ず行って、必要であれば、修正をお願いします。
設定画面ではOCR精度の設定ができますが、おおよそ350dpiのままの設定で問題なくご使用いただけます。
ちなみに350dpiは、いわゆる紙に印刷された文字の精度(きれいさ)で、これ以上あげることは可能ですが、PCのメモリをより必要としますので、環境に合わせてご利用ください。
設定を保存
設定を変更した未保存の箇所は、「設定」ボタンか「キャンセル」ボタンをクリックするまで赤く表示されます。
変更した設定を保存しない場合、「キャンセル」ボタンをクリックして設定画面を閉じてください。